DECEのUltraVioletで、Appleの本当の実力がわかる
ハリウッドの期待を集める、すべてを支配するデジタル権利技術である。
もちろん、このエコシステムに欠けているきわめて重要なメンバーは、Appleである。
DECEには、 60社近いエンターテイメントおよび消費者向け企業が参加しているが、そこにAppleはいない。そしてそれは、この来たるべきUltraVioletコンテンツが、iPodやiPhoneやiPadやApple TVでは ― おそらくMacでさえも ― 使えないということを意味している。言い換えればこれは、エンターテイメントコンテンツのビジネスにおいて、いかにAppleが力を持っているかを試す最大のテストになる。 UltraVioletは、参加企業が製造するデバイス間で、コンテンツを安全に相互利用できるようにするために、DECEが採用した技術である。これはDRMではあるが、あらゆる家電やコンテンツで使えることで、消費者に受け入れらるものとDECEが期待するDRM方式だ。Paramount Pictures、Warner Bros.、Sony、Comcast、Netflix、Microsoft等が参加している。 基本的な考え方はこうだ。コンテンツの権利はオンラインで保存され、さまざまなUltraViolet対応機器に転送される。こうすることによって、ユーザーはUltraVioletでエンコードされた映画やテレビ番組をストリームで見ることができる他、例えばこのエンコーディングでDVDを焼くことなども可能になる。参加企業各社は、いずれこの方式を音楽にも拡張することを期待している。